中央分水嶺高島トレイル

高島トレイルはマキノの愛発越(あらちごえ)から今津の山並を経て、朽木の三国岳へ至る80kmに及ぶ道です。日本列島の日本海側と太平洋側を区切る中央分水嶺の中央部にあって、東西南北の気候や植生を合わせ持つらしいです。

このトレイルは、薮に埋もれていた古道やかつて使われていた山道を活かしたもので、各地で地元の人がこつこつと整備してきた登山道を5町1村の合併とともにつなぎあわせてできた、いわば高島市のシンボルらしいです。

高島トレイルには、乗鞍岳、三国山・赤坂山、大谷山、大御影山、三重嶽、武奈ヶ嶽、二の谷山、行者山、駒ケ岳、百里ヶ岳、三国峠、三国岳といった山々があるらしく、環境の時代の原点というべき琵琶湖水源の森から中央分水嶺に立ち、こうした名山に登りながらトレイルを歩くのは楽しく、意義深いことです。

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まあ見事にしょっぱなからコースを間違えて2時間後にここへ帰ってくるとは思いもしませんでした。

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まずはひとつめ乗鞍岳三角点。最初の道間違いを除けば順調です。

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常時時雨れている状態でした。靴下が悪かったのか僕の足がフヤけてしまいまして、結果的にそれが2日目リタイアの原因に。。

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夏の一番暑い時期なので、体のストレスは相当なものです。

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三国山を越えたところの明王の禿。見晴らしが初めてスカっと開けたところです。が、天気は不順。。

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赤坂山、栗柄越、寒風から大谷山を越えた抜土で今日はテントを張りました。予定ではもう少し進めたはずなのですが、ボクのペースが遅いのと出足の2時間でここになります。ただ、水場があるのでドロドロに汗をかいたカラダを流せたのは非常に助かりました。

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荷物も重くなるのに二人で別々にコンロ持参。もうちょっと考えて荷物の量も減らさないといけません。次回あるのかは、まだ未定ですが。

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2日目は寝坊スタート。もはやボロボロ。

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抜土から大御影山を越えて三重嶽。ここから武奈ヶ嶽→水坂峠が通常登山道ではなく分水嶺歩きなので、道迷いと、そしてかなりの落ち込み具合の極みポイントです。

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2日目の時点で目標から大幅に遅れ、もはや残り1日での80km走破は非常に厳しい状況になり、かつボクの足が限界に。ここでリタイア。足は靴の中が濡れてしまい長時間の歩行で長風呂に入って足の皮がふやけた状態になったところに靴ずれがひどくなって皮が剥けてしまうという、劣悪な足環境のせいでした。

【まとめ】
高島トレイルはおよそ80km。2日間で走破できたのは40kmほど。2泊3日で走破する目標でしたが、全く及ばずリタイヤになりました。友人に非常に申し訳なくて、再度挑戦をするつもりではいるのですが、このトレイルを2泊で走破するなら、真夏は無理です。冬の終わりの残雪時期か、秋の終わりのすずしい時期でないと、1000mに満たない山の真夏の縦走は大汗かいてありえない臭さに我慢なりません。

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